保育士コラム

2024-08-26

嘔吐時のホームケア

保育士コラム

みなさん、こんにちは!
夏の暑さが続いていますが、木陰にいると爽やかな風が吹いてくることもあります。
まだまだ暑い日が続きますが、熱中症などにも気をつけていきましょう。

ぞうさんの家では、夏場になると胃腸炎(嘔吐下痢)でお預かりするお子さんも増えてきます。
そこで、ぞうさんの家で行っている嘔吐時のケア方法をご紹介しようと思います。

ぞうさんの家では、嘔吐の症状があるお子さんは、まず水分摂取を控えます。
それは、胃腸が働いていない時は水分を一度にたくさん摂ると嘔吐をしやすく、
脱水を防ぐためにも、子どもがもっと飲みたい!ご飯食べたい!と欲しがっても
気を紛らわせながら胃腸を休ませています。
嘔吐後、1時間位経ってからティースプーン1杯分の水分を摂ります。
そして、嘔気や嘔吐がなければ、5~10分位あけてまた同じようにスプーン1杯ずつを
繰り返し水分を摂ります。何度か同じ工程を繰り返し徐々にスプーン2さじ、
3さじへと 子どもの様子を見ながら水分の量を増やしていき嘔吐しないか確認しています。

飲み物は経口補水液のOS-1や、うどんのスープ、みそ汁の上澄などがおすすめです。
体から失われた水分と塩分がすみやかに吸収されるため、脱水状態の改善・予防対策としておこなっています。

約コップ1杯程(100ml)水分が摂れて、30分以上経過し食欲があれば、食べられるものから食事を摂っています。食事に揚げものなどのおかずは胃腸の負担になるため外したり、食事量も制限する時もあります。

ぞうさんの家では、1日でも早く子どもたちが元気に回復できるように、ケアをしながら過ごしています。
お家でのホームケアとして参考にしていただけたら嬉しいです。
 

保育中の様子

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