保育士コラム

2023-10-31

秋の絵本紹介

保育士コラム

みなさん、こんにちは!
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、実りの秋・・・
楽しみの多い季節がやってきました。

 

早いもので、今年も残すところ残り2ヶ月ですね・・・
先月は、アデノウイルス、インフルエンザと色んな感染症が流行している様子でした。
みなさんの体調はいかがですか?
これから寒くなるので、体調管理に気をつけながら身体を動かしたりして
楽しく過ごしてくださいね。

 

今月は、「読書の秋」にちなんで絵本を紹介したいと思います。

 

まず1冊目は・・・
「たまごのあかちゃん」
作:神沢 利子  /   絵:柳生 弦一郎

「たまごのなかでかくれんぼしてるあかちゃんはだあれ?でておいでよ」という
フレーズの後に「ぴっぴっぴっこんにちは」と鳴き声とともに赤ちゃんが誕生します。
卵の中で隠れんぼしているという発想と、色んな動物たちの元気な表情も魅力的です。
繰り返し繰り返しのフレーズがとてもわかりやすくて
どんな動物の赤ちゃんが生まれるのかを想像すると、
ワクワクして早くページをめくることを楽しんで見てくれる絵本です。
保育中でも赤ちゃんは「でておいでよ」という呼び掛けに合わせて手招きしたり、
「こんにちは」に合わせておじぎをしたり。
言葉を話すようになると、保育士の言葉をまねたり、
次に出てくる動物の名前を言い当てたりと、楽しみ方が変わってきます。
4,5歳児になると「ほかに卵で生まれるのは?」と質問すると、図鑑で調べ始める子がいます。幅広い年齢で楽しめる一冊です。

 

2冊目は、
「ずっとそばに・・・」
作・絵:いもと ようこ


森の中で仲良く暮らしてきた動物たち。しかし、人間たちが、山里に住むようになり、動物たちは山奥へと追いやられて行きました。
ある年の冬、山の木の実が実らず、食べ物がなくなって、動物たちはどんどん弱っていきました。動物たちを助けようと人間の住む里に下りて行ったくまさんは・・・。
親のいない動物同士のあたたかく助け合い想い合うお話です。
大きなテーマをいもとようこさんが、優しくそして切なく投げかけてくれています。
読み聞かしている大人がうるうると涙が出てしまうくらい、胸がいっぱいになるお話です。
命を考える、優しさを心で感じる…
とても素敵な絵本です。

 

保育中の様子
帽子にKちゃんお気に入りの花の形をしたサングラスをつけてハイポーズ!
何度もサングラスをつけて見せてくれました。
お料理上手なAくん。
「はい!どーぞっ!」とおいしいごはんをたくさんつくってくれました。

 

また、病児保育についてご不明な点があれば、
いつでもご連絡してください。

 

ぞうさんの家
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