保育士コラム
2022-11-25
気温の変化と乾燥対策!
保育士コラム
みなさん、こんにちは!
日中のぽかぽかとしたお日さまがより暖かく感じられる程の、朝晩の冷え込み。
晩秋の気配が深まる頃となりました。
秋になると気温の変化や乾燥した空気により、喉や気管支に潤いが少なることで咳や鼻の症状が出やすくなるお子さんを病児保育室でこの時期よくみかけます。
そこで、病児保育室で行っている”対策”をみなさまに紹介したいと思います。
まず1つ目は、”お部屋の湿度調整”。
各部屋に加湿器を置き部屋の湿度を一定に調節しています。(湿度は40~60%くらいに保っています。)
ご家庭ですぐに加湿器が準備できない場合は、お部屋に濡れたバスタオルを干すのもオススメです。
そして2つ目は、”こまめな水分補給”。
喉や、気管支が乾燥することで咳が出やすくなります。少量で良いのでこまめに水分を摂ることで絡んでいた痰も出やすくなります。入眠中に咳で目が覚めた時も、水分を摂ることでゴロッとした痰が咳とともに出やすく、すっきりした様子でその後また眠れることも多いです。
最後に”お昼寝時”の対策。
お昼寝前にまず、鼻水が出ている時は、横になると鼻水が喉に流れてゴロゴロするので、
鼻をかめる子なら寝る前に鼻をかみます。
痰が絡んでいる時は、縦抱きにして少し背中をトントンしてあげると、痰が出やすくなります。
そして、お布団をまっすぐ敷くのではなく、肩甲骨のあたりにバスタオルなどを当てて、上半身を少し高くしています。頭は少し肩より下がるくらいのほうが、気道が確保できて呼吸しやすくなります。鼻汁が喉に流れて咳き込むことも予防します。
逆に”枕”で頭を高くすると、子どもは首が短いため、喉をふさいでしまいがちなので気をつけましょう。
”鼻汁”が多い時(赤ちゃん毛布をお布団の下に入れています) | ”咳”が多い時は上半身を高くして呼吸がしやすいようにしています |
今月の病児保育の様子
2人ともモリモリごはんを食べました。おいしかったね!
また、病児保育についてご不明な点があれば
いつでもご連絡してくださいね!
ぞうさんの家 090-1161ー7377
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