保育士コラム

2024-09-30

下痢の時のホームケア

保育士コラム

暑さが一段落し、過ごしやすい気温になってきましたね。
いつの間にか、セミの声がコオロギの声に変わり、秋の到来を感じます。

今月は、先月の「嘔吐時のホームケア」に引き続き
「下痢の時のホームケア(おしりかぶれ)」についてお話ししていきたいと思います。
赤ちゃんが下痢をするとよくみられる “ オムツかぶれ ”
赤ちゃんによっては排便後から痛くて泣いてしまう子もいます。

オムツの中は汗をかきやすく、さらに排便や排尿の後は温度・湿気が上昇し、
蒸れた状態になることによっておむつかぶれの原因となります。

すぐに尿や便に気付きオムツを替えるのが予防策にはなるのですが、
頻繁に下痢があったりすると蒸れによってふやけた皮膚は、少しの刺激でもかぶれを起こしやすくなってしまいます。

また、排便時にお尻拭きを使って赤ちゃんのお尻をきれいにされている方も
いらしゃると思いますが、お尻拭きは便を拭き取る際にどうしても皮膚との摩擦が
刺激になり、かぶれているお尻に痛みをともない悪化する原因にもなってしまします。

排便時の対策として、ぞうさんの家ではお尻拭きを使わず汚れた部分をシャワーで洗い流しお尻を清潔にしています。(オムツかぶれではない赤ちゃんにも同じ対応をしています)

ーおしりの洗い方ー
【1】お風呂場で洗面器にぬるま湯を用意し、中に赤ちゃんを座らせてお尻を洗います
【2】足を開いておまたの中まで手でしっかり洗いましょう
【3】石けんは入浴時の1回だけ使用し、他の時はお湯だけで洗います
【4】お尻をこすらないように、バスタオルでお尻を包んで押さえるようにして拭き取ます
【5】洗浄後は、おしりを乾かしてから、おむつを履かせましょう。

ご家庭でもできるオムツかぶれの予防や対策方法です。参考になれば幸いです。

 

保育中の様子

ビーズを指で摘んで上手に動かせたね! 

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